「努力逆転の法則」って言葉がある。
これは、フランスの薬剤師「エミール・クーエ」が名付けた法則で、頑張れば頑張るほど、その努力とは反対になるという不思議な法則。
1.意志力と想像力(イメージ)が相反した場合は想像力(イメージ)が勝つ。
例えば高さ100メートルのところに、幅50センチ(手すりなし)の吊り橋があった場合、渡れるだろうか?
地上に吊り橋が置いてあったら、幅50センチなんて簡単に渡れるのだから、頭では理屈として渡れるもの。ただ、地上100メートルでは、「落ちるかも、、」とか「足を踏み外すかも、、」とか地上では考えないことを、勝手に想像しまい渡れなくなってしまう。
つまり、意志力よりも想像力が優るということ。

2.意志の力で「努力すればするほど」想像力(イメージ)は強力となり、その意志の努力とは反対の結果なる。
3.意志力と想像力が相反した場合は想像力の強さは意志力の二乗に正比例する。
じゃあ、どうすれば良いか
例えば、何か問題があった時、どうすれば良いか?
①「これ何とかしなきゃ、大変なことになるな、嫌だな~」 と思うか、
②「よーし、これができればみんな喜ぶぞ!楽しみだな~」 と思うか。
冷静に考えたら、②が良いとは分かってても①の方向に行っちゃうケースが多いんじゃないかな。
つまり、嫌な気分の状態で事にあたっている。
大事なポイントは、努力逆転の法則になるように、「意志の力で自分の望む状態を作り出そうとするのではなく、そのまま自分の望む状態でいること」が大事。
そのために、具体的にすることは、今自分は無理してるなーとか、力んで緊張してるなーと思ったら、まず「ひと呼吸置く」こと。
この呼吸を入れることで、思考の流れが止まり、ニュートラルな状態になって、自分を客観的に見れるようになりやすく、そこから自分の意志で自分の望む状態に浸ることがポイント。

呼吸で自分を取り戻すこと。
これも、ウェルビーイング!
コメント
ちょうど今日、「何とかしなきゃ」と頑張っても、こちらの誠意が伝わらないもどかしい経験をしました。
努力は報われない、実感です。