時代は変わって当たり前。
とは言うものの、男子もお肌のケアを気にする時代になってきたらしい。これで幸せになれるなら、ウェルビーイングなんだろう。
「Z世代男子、化粧品に出費、全世代平均比2割高、性差超え自分らしさ追求(日経)」
1990年代後半以降に生まれたZ世代男子の化粧品出費が伸びている。基礎化粧品に使う1カ月当たりの費用も全世代の平均に比べ2割近く高い。男性の化粧品市場では低価格な「プチプラ」コスメが少なく、売れ筋は2000円以上と女性よりも高め。アイシャドーなどメーク用品の利用も広がっている。
「BBクリームとリップクリームを1年前から愛用している」。都内に住む20代の男性はこう語る。使っていた整髪剤ブランドから男性のメークシリーズが発売されて興味が湧いたのがきっかけ。「もっと肌をきれいにして、気持ちよく過ごしたい」と美容への情熱は高まるばかりだ。
中でも美意識が高いのがZ世代だ。ホットペッパービューティーアカデミーが20年下期に実施した調査によると、男性が基礎化粧品に使う1カ月当たりの費用は15~19歳が5607円、20代が5410円と全世代平均より15~19%高い。30代以上に比べると1万円以上の高額購入者の比率が高く、平均が高めになっている面があるようだ。
田中公子研究員は「身だしなみというよりは、自分らしさを表現したい気持ちが強い。そのことが金額にも影響しているのでは」と分析する。
現代ファッションが専門で街角でファッションの定点観測をしている渡辺明日香・共立女子短期大学教授は「メークに加え、アクセサリーや服装も性別を超え、男女が歩み寄っている」と分析。性差に関係なく自分らしさを追求する市場はさらに盛り上がりそうだ。
自分自身はこのことに共感はできないけれど、こういう流れもあることは事実なので、否定はしない。
美容に関しても、何に関しても、いろんな考え方があっていいし、多様性は大事。また、そういう時代になっている。
一方で、男女が歩み寄るとは言っても、そこは性差があるのでどこで役割分担すれば良いかとか、そもそも男女で役割分担する必要があるのかないのか、など昔はあまり考えていなかったことを考える時代がますます加速している。
男女ではなく、自分らしさが大切な価値観になってきていることは歓迎すべきことだろう。
「男は黙ってサッポロビール」の時代も懐かしいが、、(笑)
これも、ウェルビーイング!
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