ケンミンショーというTV番組がある。
各都道府県の出身芸能人が地元グルメや文化を紹介する番組だ。
こういうコンセプトはよくあるが、ふと思ったことは同じ日本でも、こんなに文化が違いがあるってことだ。
よく外国人は「日本人は礼儀正しくて、優しい」とか「マナーが良い」とか、日本というくくりでざっくりしたコメントを聞くが、日本を細分化すると更に細かな違いがある。日本という大まかなくくりでは表現できない。
ケンミンではなく、市町村単位であっても違いはある。
先日の番組では「京都人」がテーマだったが、京都に住んでたことがあるから分かるのだが、京都の中でも様々な違いがあるし、「京都人」とひとくくりにはできない。
では、どこまで細分化できるのだろう?
同じ区民でも、違いはある。同じ村でも違いはある。
なので、何でもステレオタイプに簡単に「あそこは、あーだ、こーだ」と論じることは正しくない。
これは、一人の人間にも当てはまるのではないか。
「あの人はこういう人だ」とか「この人はこういう性格だ」とか、も正しくない。
人は何事もどこかで線を引いてカテゴリー分けしたい生き物なのかも知れない。そのほうがスッキリするし。
でも、本当はどこまでいっても分けられないのかも知れない。
まるで、量子理論のようだ。
なので、先入観や固定観念を持たないで、広い目線でぼんやり見ることも大事なのではと思う。
これも、ウェルビーイング!
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