会社でも学校でも地域でも、嫌だなーと思う人はいる(きっと相手もそう思ってるかもだけど)。嫌というか苦手な人。

いわゆる「いい人」にありがちなのは、こんなパターン。
「いい人」は、嫌なことを言われてもグッと我慢して、「あの人にあんあこと言われたけど、自分にも非があったかもしれないし、自分が変われば相手もきっと変わるだろう。だから我慢しよう」と、どんどんストレスがたまる。
一方の相手は、そんなこと思ってることも知らないし、平気で(むしろ悪いと思ってない)お構いなしで嫌がらせはエスカレートしてきて、結局「いい人」は病気になってしまう、みたいな。
これは、「イジメ」でも同じ構造。
じゃあ、嫌な人へどうしたらいいの?
嫌なことされて、嫌だなと思ったら、怒るのではなく、素直に相手に言えばいい。だって言わなきゃ相手に通じないから。
そこで、参考になるアドバイスを1つ。
斉藤ひとりさんのアドバイス (12年連続、長者番付10位以内「銀座まるかん」創設者)
「この人、嫌だな~」と思ったら、はっきりと顔または声に出して、「NO!」と言っていいんです。
「NOと言ったら、相手の人を傷つけるから」なんて言う人がいますが、傷ついているのは相手ではありません。「NO」と言えないあなたです。
だいたい黒いものを黒と言うだけなのに、なぜそんなに傷つくんでしょう?
我慢しても何もいいことはありません。
嫌な人は嫌な人です。
そういう人は自分で苦労して、嫌なところを直せばいいんです。
結局、「嫌な人だ」と思っていたのは、自分が断れなかったから嫌な人になっていただけ。
断れるようになったら、相手はただのふつうの人だったんです。
だから自分が「嫌な人」をつくっていたんですね。
ということは、どういうことかというと、一番いやな人は自分なんです。
嫌なことを「嫌」と言えない自分自身が一番嫌な人。
その嫌な自分から逃れなくなっているから、嫌なことが続くんです。
嫌な人って、自分だったんだと気がつくと、少しは「NO!」が言いやくなります。
不思議ですね。
嫌な人がいなくなるんですよ、本当に。
「NO!」を言い続けていると、嫌な人がいなくなる、と覚えておいてください。
生きてるといろんな人と出会う。良い人もいれば、悪い人もいる。
でも、まずは自分をしっかりと、強く持っていないと心が病んでしまうもの。だから、少し「勇気」を出して相手と向き合おう。
これも、ウェルビーイング!
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