柔道のきめ技で「大外刈り」というのがある。
柔道ではないが、人の心をつかむ技もいくつかある。その一つが「悔し刈り」という技。
この技を使う場面は、何かお誘いを断る時に使うと効果的な技。
そもそも「悔しい」という言葉は人をうらやむ時に使うケースが多いと思うが、この「悔しい」という言葉が自分に向けられた場合は、人の気持ちをつかんで離さない大技になり、柔道ではないが「一本」取ることができる。
例えば、食事でも仕事でも何らかのお誘いを断る時に、ほとんどの人が「すみません」と言って断るだろうが、それにかえて「行きたかった(やりたかった)のに、チャンスを逃して悔しいー」という意味の「残念です!」という言葉にかえて言うと効果てきめん。
誘った側にすれば「その日予定があって、すみません」と言われると、なんだか誘ってしまって悪かったかなとという気持ちがよぎるもの。
でも「残念です!」と言われれば、「また声をかけてみよう」と思うはず。
良好な人間関係も言い方一つ。
これも、ウェルビーイング!
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