大腸内視鏡検査をしたことがあるだろうか。
私は母が大腸がんで亡くなったこともあり、ここ数年定期的に検査を行っている。
この検査は、なにより事前の準備が最も大変。大腸の中をすみずみ内視鏡カメラが見て回るので、大腸の中には全くなにも無い状態にしまければならない。
なので、前日から絶食し、当日は専用の薬を飲んで大腸を空っぽにする。
結構大変だが、体の中に何もない状況というのも快感である。改めて人間の身体ってすごいと思うし、大腸は第二の脳と言われている通り、腸は脳と違った感覚で物事を感じているし、脳で判断できないことも腸で感じ取れることもある。
日本語には腹に関する諺がたくさんある。
- 腹が立つ
- 腹を割る
- 腹の虫が治まらない
- 腹をくくる
- 腹に一物
- 腹を決める
- 腹の中が黒い
いずれも、人の感情に直結している。
そう考えると、腸を大事にすることは、感情とうまく付き合うための秘訣かも知れない。
ポリープがあるとか無いとかも大事だけれど、いつも働いてくれる大腸さんを大事にすることも大事だと、内視鏡を入れられながら思いました。。

これも、ウェルビーイング!
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