一つの答えは、「仕事を忘れること」らしい。
マンヒーム大学のキャスパーらの研究グループは、189人の社会人に、2週間にわたって、朝、午後、夜の3度調査を行った。
(発見 1)
夜に、仕事と距離を置くことができていた人は、翌朝、エネルギーを取り戻し、仕事にワクワクする気持ちが増え、イヤだと思う気持ちが減っていた。
(発見 2)
よく眠れたかどうかは、たしかに翌朝のエネルギーの回復につながったが、仕事への気持ち(ワクワクとかイヤ)に変化は見られなかった。
(毎日、仕事と心理的に距離を置くためにできること)
・趣味の時間をもつ
・きりのいいときに仕事を終える(未完了のタスクを持ち越さない)
・明日のToDoリストを書いてその日の仕事終了の儀式にする
(仕事を好きになるにはどうしたらいいか)
もちろん、やりたいことをみつけることも大切なのですがだが、実は、ちょっと仕事と距離を置く時間をもつ日々の心がけのようだ。
ちなみに、仕事と心理的に距離を置くのがなぜいいかというと、イヤなことを忘れ、いいことは覚えているという心理メカニズムが働くから。
会社から一歩出たら、仕事を忘れてスッキリしよう。
これも、ウェルビーイング!
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