「エッセンシャル思考」という本に面白い言葉があった。「勇気ある拒否」
要するに、例えば誰かに頼まれごとや誘いがあった時に、心の中では嫌なんだけど「断ったら悪いし、、」みたいな感じでずるずる相手の要求に従ってしまうことを止めようということ。
つまり、断ることによって「自分が嫌われるかも」という心との葛藤に負けないで、嫌なら勇気を持って拒否しようということ。
まぁ、この手の日常場面は多々あるもので、これまでの習慣でついつい人にいい顔をして、後で家にかえって「はぁ、疲れた、、」とため息をつく人も多いんじゃないか。私もその傾向があるかも。
でも、世の中にはさっぱりときっぱりと「断る」ことができる人がいるのも事実。
いくつか、参考になったことをメモしておきたい。
- 曖昧なイエスは、実は相手にとって迷惑であること。(その場でOKしといて、当日ドタキャンは勘弁してほしいもの。来れないなら来れないと言って欲しい)
- はっきりと断る人に対して、人はむしろ「敬意」を抱くもの。(自分のポリシーを持っていて素敵な人だと思われる)
- 断ることで、これまでの人間関係が壊れるようなことは無い。(むしろ、そんなことで壊れるならそもそも人間関係が成り立ってなかったということ)
- 誰もが何かを売り込んでくるもの。売り込むほうはあなたに対してだけではないかも知れない。自分も相手に何かを日々売り込んでいる。
- 自分の時間を大事にしよう。最大の資産は自分自身。
- 誘われたら、即答せずにまず黙る。
テクニックとしては、以前ブログに書いたアサーティブな対応も参考になると思う。
いずれにせよ、自分を大事に扱うこと。
これも、ウェルビーイング!
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