キャリア、やりたいことを明確にしよう

長年仕事をしてきて思うこと。

サラリーマンであれば、誰しも評価されたいし、出世したいと思う。

しかし、出世(昇進)に対して口に出すことを遠慮する人がいる。つまり「自分の仕事ぶりを会社が見ていてくれれば、出世は結果的についてくる」という奥ゆかしい人だ。これはあまり良くないと思う。

(ある上司と部下の会話)

「上司と年2回面談があるんですが、そのとき、『なぜ、出世したいと言わない。出世したいなら、私としても教えなきゃいけないことがある。おまえがやりたいとか、問題に思っていることを解決するには、出世しない限りできないだろう。なのに、なぜそれをストレートに意思表示しないんだ』と言われたんです。

正直言って戸惑いました。僕はいい仕事をした結果として出世できればいい、と思っていました。出世レースのために仕事があるわけじゃないですから。でも、上司は『結果的に出世できればいい』なんて都合のいいことを言うなと。出世するということは責任を任せるってことだから、そのためには通常の業務以外にいろいろと教えなきゃいけないことがあるって。

上司に言われてハッとした。私は出世したいと思ってる。もっと責任ある仕事をやってみたいし、自分の思いどおりにもっと人を動かしてみたい。もっと新しいこともやってみたい。もう無理と諦めたくないと思っている。僕には出世願望があるって気づいてしまいました。

でも、『出世したい』って口にした途端、ろくでもないヤツに成り下がるような気がして。どうしても上司に出世したいと言えずにいます。オレって何なんだろう。自分でもわけがわからないです」

いろいろ考え方はあるかも知れないが、私はハッキリと自分のやりたいことを伝えることはとても重要と思う。

その理由は2つ。

一つ目は、会社にしっかりと自分の考え方を伝えることで、会社はその社員の考え方に基づいて応援してくれることがあるから。

二つ目は、自分が口に出すことで、自分の気持ちが固まり自分自身が変わるから。脳が未来をターゲットに動き出すから。

やりたいことを、はっきり口に出そう。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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