「断捨離」という言葉は以前よりよく聞く。また「ミニマリスト」という言葉も流行っている。
必要以上のものを持たないで、シンプルに暮らす考え方として、大方ポジティブに捉えられていると思う。
この考え方について、みうらじゅんさんが仏教の執着という観点からユニークなことを言っていたので紹介したい。まぁ屁理屈だけど(笑)
断捨離する時に、よく「その物を見て、ときめく物は残して、そうじゃない物は捨てる」というけれど、それって結局は物に執着していることに他ならないというコメント。
仏教では執着しないことが、幸せ(ウェルビーイング)につながるという考え方をとっている。
断捨離の時に、その物にときめく➡愛着がある➡執着する➡失くしたら苦しむ(だろう)、このサイクルを断ち切ることが究極の幸福になるという話し。極端だけど、的を得てる気もする。
まとめると、断捨離もミニマリストも、厳密に言うと執着していることに変わらないということかも知れない。ただ、こうしたことを客観的に自分で理解していることが、執着を手放すことにつながるきっかけになるのかも知れない。
(追記)
みうらじゅんさんは、落語家に例えて「立川 断捨離」VS「桂 収集」と表現し、自分は「桂」派だと。この人ユニークで本質的なことをさらっと言う。(5分28秒)
これも、ウェルビーイング!
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