愛されキャラ

ウェルビーイングな世の中にしていくためには、周囲と平和な関係を気づくことが大事。人間関係でトゲトゲしていては、自分も相手も不幸で嫌な気持ちになってしまう。

じゃあどうすればいいのか?

それは、相手に気分良くなってもらい、自分が相手から愛される「愛されキャラ」になることがポイントかも。

愛されキャラになるための、2つのポイント

① 相手のご機嫌をとること(もっと人に気を遣おう)

ご機嫌を取るという言い方には、抵抗を感じる人もいるかもしれないが、要は人に気を遣って行動したほうが、相手は気分いいし、お互いの人間関係も良くなる。

ただ、こう言うと、「自分の感情を我慢してまでも、相手のご機嫌をとることはできない」という人も当然いるだろう。本当に苦手で嫌いな相手には、そこまでご機嫌を取る必要もなく、淡々とすればいいと思うが、今回は、普通の一般論としての話し。(家庭や職場や学校や地域での人間関係)

ご機嫌をとるにも、その人の才能が左右する。苦手な人もいれば、自然にできてしまう人もいる。俗にいう「愛されキャラ」というのは、どの時代にもどの世界にも存在する。

歴史上で言うと、豊臣秀吉は、織田信長の「機嫌をとる」天才だったし、明智光秀は、その才能がなく、主君に反乱を翻した挙句に天下を取ることができず、自身の身も滅ぼしてしまった。

難しいのは、「機嫌をとる」ふりをしながら、ほそかにキックバック(見返り)を求めてしまうこと。「相手のためにこれだけしたんだから、きっとこれだけの報酬を得られるはず」という下心。

見返りを求めることが悪いとまでは言わないが、それが目的になってしまうと言動が不一致でおかしなことになってしまうだろう。

こうしたことを克服するために、みうらじゅんさんは、「自分をなくして、相手の機嫌をとる行為」を「僕滅運動」と呼んでいる。僕を滅する運動(笑)面白い。だって、仏教ではもともと自分という確固としたものは存在しないとい考え方なので、僕を無くすことは大切な修行であり、周囲の平和につながるってこと。

これまでよりも、意識してちょっと相手に気を遣おう!

② 「いや、~」「でも、~」とかの接続詞をできるだけ言わない

よく飲み会とかで、3人くらいまでなら文句なく楽しいけど、それが10人の団体になるとすぐにもめ事がはじまる。

10人ともなると、一つの意見が出るたびに、「いや、それは違う」とそれを打ち消す意見が出てくるもの。もちろん、「人それぞれ」なので、反対意見を言うことが悪いとう訳じゃないけれど、問題なのは、それが団体の中での「自己主張であったり、自己顕示欲に過ぎないことが多い」こと。

口癖で、「いや、それはさぁ~」とか「でも、私は~」など、「いや、」とか「でも、」とそれまでの話しを否定するような接続詞を多用する人がいる。

極端な人は、「いや、でもさぁ~」と否定語のダブルパンチで相手を論破しようとする人もいる。

これって、結構無意識にやってしまいがちなので、意識することで違う言い回しにかえることで、人間関係も良好になるのではないか。

そうすると愛されキャラになれるかも。

(おまけ)究極の愛されキャラ、僕滅運動

お釈迦さんの前世時代をあらわした「捨身飼虎(しゃしんしこ)」という有名なエピソード。

ある日、崖から下を見下ろしたお釈迦さんは、そこに飢えた虎とその子供が七匹いるのを見つけました。お釈迦さんは、ためらうことなく崖から飛び降りて、その身を虎たちに捧げました。

飢えた虎たちは、お釈迦さんの捨て身の善意を前にして彼を食べることができなかったが、お釈迦さんは自ら首を突いて出血して、虎たちが自分を食べるきっかけを与えたそうです。

究極すぎる、、、

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

yasuをフォローする
    Well Being
    シェアする
    yasuをフォローする

    コメント