「モンキーマインド」という言葉がある。
これは、猿が木の枝から枝へ騒がしく飛び回るように、頭の中の雑念や妄想がとめどもなく飛び回る様子のこと。

人間の脳は放っておくとそうなるように出来ているらしい。だから自分だけでなく皆そうなのだ。
まるで、猛スピードのジェット機で、レールの上を走っているようなもの。効率を意識して、つねに脳を酷使し、脳疲労を起こすモードが体に染みついている。そして、そんな状態に陥っていることに気づくことすらなく、生きているから疲れる。
でも、解消法はある。
それは、猿が木の枝から枝へ飛び回っている様子を、もう一人の自分がふーんって眺めてやればいい。雑念はそのままで、いちいち雑念を掴まなくいてもいい。
モンキーなときは、すごく退屈でつまらないかもだけど、目の前にあるものをただじっと見つめる時間を、たった5秒でも作ってみるとよい。そうすると、モンキーは静かになる。
カリフォルニア大学アーバイン校の研究では、「一度注意がそれると、集中を元に戻すには23分かかる」とも言われている。
脳とうまく付き合って、ストレスを解消しよう。
これも、ウェルビーイング!
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