自分でコントロールできないこと、「過去」や「他人」は変えられない。うん。わかる。
では、幸せになるためには、自分で何を変えることができるのだろうか。
(スタンフォード大学のバーグらの研究グループは、アメリカ西海岸に本社をおくテック企業149人を調査した。)
社員は、3つのキャリア開発セッションのどれかに参加した。それぞれ2時間のセッションであった。
主な学びのポイントは以下のとおり。
#1自分は変えられるセッション
自分の能力・スキルは変えられることを教える。今とありたい自分の能力・スキル考えてもらった。
#2仕事は変えられるセッション
仕事のタスク・人間関係は変えられることを教える。今とありたい仕事のタスク・人間関係を考えてもらった。
#3自分と仕事は変えられるセッション
上記の両方。
#発見
自分だけ、仕事だけ変えられるセッションに参加した社員は、6週間後に幸せが微増するも、6か月後にはまた減り、ほぼもとに戻ってしまった。
一方で、自分も仕事も変えられるセッションに参加した社員は、6か月後、大幅に(70%増!)幸せが増えていた。
つまり、自分の能力やスキルだけでなく、仕事の内容も変えられると思うことが、幸せに働くうえで大事
よく自分を変えたいとか、変えようとか言うけれど、「仕事の内容を変える」ことも加えるといいかも知れない。精神力だけでは限界があるかも。
これも、ウェルビーイング!
コメント