宗教とマインドコントロールの話は良く耳にする話題だ。
改めて、マインドコントロールとは何だろうと思い、「マインドコントロールの正体」という本を読んでみたが、なかなか深い内容だった。
よく「何であんな訳のわからない宗教に」とか「洗脳されてる」とか言うけれど、人は簡単にマインドコントロールを受けやすいと思ってたほうがいい。何も宗教だけではなく、普段の人間関係や社会生活でも簡単にマインドコントロールをうけがちだ。
むしろ、自分はそんなおかしなマインドコントロールになんて引っかからないと思わないほうが良い。
人は社会的な生き物であり、一旦絆を結んだ相手を簡単には裏切れないという特性があること。
また、人間は人に認められたいという本能が非常に強力なので、自分のことを認めてくれたものに対して、それに応えたいという忠誠心を生み出す。なので、余計にその人を裏切れなくなる。
これって、普通に心当たりはないだろうか。そう、誰でもありうること。
人間はこうした特性があることを冷静に受け止め(自分だけ例外ではない)ることが必要。
では、マインドコントロールに引っかからないようにするにはどうすれば良いか?
それは、何にも頼らない、何にも依存しない、何にも執着しないこと。だと思う。
そんな人間は最強だ。
これも、ウェルビーイング!
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