人は誰でも幸せを求めるもの。しかし、それは幸せには逆効果だとも。
デンバー大学の研究で、「普段どれぐらい幸福を大事に考えているか?」を質問し、過去18か月に体験したストレスと比べたそうだ。
すると、幸福を重視する者ほど人生の満足度が低く、ストレスが高い傾向が見られたそうだ。
また、別の研究でも、320人の男女に数週間にわたって日記をつけさせた結果、やはり幸福感を重視する者ほど孤独感に襲われやすく、うつ病になる確率も高くなった。
19世紀の哲学者J・Sミルが指摘した「幸福を直接の目的にしない場合に、かえってその目的が達成される」というメカニズムが人間の心の中になるからだろう。
私の解釈は、
・金メダルを狙ってばかりでは、金メダルは取れない。(パフォーマンスを上げる努力をして、その結果としてメダルが取れる)
・大学合格ばかり目指して、合格できない。(一生懸命勉強して、その結果として合格できた)
同じように、好きなことや、やりたいことをやってるうちに、「気づいたら幸福だった」というのが自然だ。
幸福は目指すものではなく、結果として感じるもの。幸福を一旦忘れてしまおう。
これも、ウェルビーイング!
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