朝のNHKニュースで紹介されてた「演劇」
日本のジェンダーギャップ指数(男女不平等)は世界で120位と、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中で韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果だ。
この演劇の内容は、ジェンダーを扱ったもの。
駅の北側、商店街を抜けた先、丘の上にある「ねむのきさん」は、昭和のはじめ、古くから続く産婦人科で、私も私の母も祖母もここで産み、生まれたらしい。今日のロビーは少し混み合っていて、私たちを含めて12人の男女が座っている。年齢も服装も表情もバラバラ。みんな一体何を考えているのか。しかし決して会話は起こらない。6組の悩み、いや12人の別の考えが、誰も喋らない静かなロビーにぽっかり浮かんでいる。
「妊娠」をテーマに数十名に取材を行い、7つの連作エピソード集にまとめあげた新作戯曲。とある架空の地方都市に存在する産婦人科の人々の姿を通じて浮かび上がる現代社会の様相、――少子化・晩婚化・ジェンダーロールやジェンダーギャップ・若者の貧困・不妊治療・中絶・ひとり親・モラルハラスメント・反出生主義、そして男女の意識の違い。「自分と異なる性/生を想像する」というテーマに基づき、男女入替えA/Bキャスト2バージョンで上演
特に、男性が妊婦役を演じるシーンでは、男性の役者が「お腹の中に子供がいることをつい忘れてしまう」と言ってたことが印象的だった。
男性と女性は異なるので、お互いを心底分かり合えるかどうかは難しい点もあるだろうが、分かろうとする理解は大切だと思う。
一度観てみたい。
これも、ウェルビーイング!
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