オリンピックで好きなシーンは、決勝で決着がついた瞬間の選手の表情を見ることだ!

勝ってガッツポーズや飛び上がる選手もいれば、負けて歯を食いしばりうつむく選手もいる。
勝負に決着がついたまさにその瞬間にこそ、その選手自身の心の奥底にあった本当の感情が出てくるのだ。
これまで数々の厳しい練習や、いろんな思いを持って取り組んできた結果が、その瞬間に一気に溢れるのだろう。
一つのことに深く真剣にもうこれが限界だと思うくらい取り組んだ思いの深さと、感動の深さは比例するのだと改めて思う。
勝って喜べることに越したことはないが、一生懸命やりきって負けたとしても、人生の中で充実した時間を過ごすことができたという点では同じではないか。
学生時代ボート部のA先輩が新人勧誘のとき言った言葉を時々思い出す。
「学生時代に一つのことに頑張って努力した分だけ、感動も大きくなる。ボート部はそんなとこだよ」と。その言葉に妙に納得して、ボート部に入部した記憶がある。
その後の人生でも中途半端にやったことは中途半端な感動しか得られなかったし、一生懸命やったことにはとても充実感があった。
これは、誰にも当てはまることだろう。
そんなことをオリンピックの決勝戦を見ながら感じた。
人生の限られた時間をできる限り有意義に過ごしたいものだ。
これも、ウェルビーイング!
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