チベット仏教のナムカイ・ノルブ・リンポチェの教えから。珠玉の言葉だと思う。
「わたしたちの心の真の本質は、すべての始まりから、しみ一つなく清らかだ。ただ、一時的な汚れによって曇らされているに過ぎないことをはっきり理解すること。そして気を散らすことなく、覚醒したまま、この理解を保ち続ける。そうすれば、汚れは全て溶け去っていく。」
「過去を追いかけず、未来を期待せず、現在わき起こってくる幻のような思考を追いかけない」
「思考の波そのものは、風のように実体のないもの」
「目にする現象が、快か不快か判断したりせず、リラックスし、忘れることなく、覚醒の状態を保つ」
「立ち上がるときは、『さあ、今自分は立ち上がりつつある』、歩いていくときも、気が散ってしまわないようにしよう」
日常生活でできることだし、何かに夢中になれることがあれば、あれこれ思考することもなく穏やかな心になると思う。こうした珠玉の知恵を大切にしたい。
これも、ウェルビーイング!
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