お金と幸福はそれほど相関関係は無いらしい。
であれば、一生懸命お金を稼ぐことは間違った努力だろう。冷静に考えて。
カナダのブリティッシュコロンビア大学のエリザベス・ダン博士は次のような研究を行った。
高血圧を患う高齢被験者に毎週40ドルを3週間連続で渡し、グループAには「お金を自分自身のために使ってください」、グループBには「お金を誰か他人のために使ってください」と伝えた。
3週間後、被験者の血圧を測定したところ、他人のためにお金を使った人は、自分のためにお金を使った人に比べて血圧が著しく減少。この時の血圧減少のインパクトは、健康的な食事や頻繁にエクササイズを行った時のそれと同じだったと言います。
ダン博士の他の研究によると、お金と幸せには相関関係がほとんどなく、その代わりに、お金の使い方が関係するということで、実証研究から幸福になれる8つの使い方を提案している。
幸福になれる8つのお金の使い方
1 モノではなく経験を買う
2 自分ではなく他人の利益のために使う
3 少数の大きな喜びではなく多数の小さな喜びに使う
4 期間の延長や保障にお金を使わない
5 支払いを先延ばしにしない
6 買ったものが生活をどう向上させたか振り返る
7 いつまでも買ったものを比較しない
8 他人の幸福に細心の注意を払う
なかなか面白い。特に、4・5・ 6なんかは考えさせられる。
お金はそこそそ貯めることは大事だが、生きてるうちに幸せになる使い方をしたほうが自分のためだ。
これも、ウェルビーイング!
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