ウェルビーイングの研究で、幸せに「効く」のは次の2つの要素。それは、
①「選択肢があること」
②「自己決定できること」
つまり、「どう生きるかの選択肢があり、その中から自己決定できる」ことが、人間の幸福には大事だということ。
こう考えてみると、今の日本で最もウェルビーイングから遠ざけられているのは、20ー30代の女性ではないだろうか?
その最たる理由は、この世代が子どもを出産する女性の9割を占めていることに他ならない。
特に、高齢化社会となり、人口減少を食い止めるためにずっと少子高齢化対策に国は力を注いできた。
しかし、女性の立場に立って考えてみると、、
三重苦「結婚せよ」「産めよ」「育てよ」
この年代の女性に対して、ずっとこの三重苦を強いているのが今の日本で、特に昔の価値観が色濃く残っている地方の女性はそう感じているのではないか。
結婚や出産という個人的かつ重大な選択肢を自由に選びづらい状況かも知れない。
最近では五重苦→「働け」「活躍せよ」も追加。。
肉体的かつ時間的にも制約を受けている女性に対して、更にもっと「働け」だとか、もっと「活躍して」キャリアを積めとか、も追加して加わってきた。
そもそも、結婚や出産や育児や、働け、活躍せよなど、人から言われる筋合いではない。こう考えると世の男性たちは、女性に多くの負荷をかけさせてしまっていることに気づいていないことが多いのではないか。
社会の考え方や、環境を整えることは大事なこと。
これも、ウェルビーイング!
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