誰しも怒ったり、悲しんだり、絶望感に打ちひしがれたりする時はあるだろう。
でも、小さな子どもはケンカして泣いても、いつのまにかケロっとして笑ってはしゃいだりするし、いつまでも深刻な顔をしている訳ではない。
また、犬や猫なども怒ったり、吠えたりするけれど、ずっとその感情を引きずる訳でもなく、尻尾を振って走り回っている。
なのに、大人は辛い時は肩を落として、暗い表情をして、ずっと悩んでいる。
この違いは一体なにか?
それは、子どもや犬や猫(子どもに失礼だけど)は、感情を引きずらないからだ。つまり、感情をすっと手放すことができるから。
と言うことは、「感情」は手放すことができるもの。
つまり、自分の意志でずっと握りしめることもできれば、自分の意志でスパッと手放すこともできる。握りしめるか、手放すかは自分次第だ。
そう考えると、辛いだの、悲しいだの、憎いだの、羨ましいだの、等々の感情を感じるのが嫌であれば、あたかも手のひらで握ってたペンをパッと床に落とすかのように、負の感情も手放せばいいだけのこと。
負の感情をギュッと力一杯握り締めていることすら忘れて、辛いだの悲しいだのと大人は言う。
小さな子どもや犬や猫は、一瞬は負の感情を握ったとしても、次の瞬間にはパッとそれを手放して、瞬間瞬間に生きている。
大人も、こうした姿勢を見習ってもいいのではないか。
つまり、「感情」と「自分」は別々のもの。「感情」を握り締めるのも、「ボールペン」を握り締めるのも同じこと。
不要であれば、手を開いて床に落としてしまえばいいだけのこと。
そんなことをまとめたのが、「セドナメソッド」という方法。
セドナメソッドのことは以前書いたが、この考え方やメソッドはとても効果があるので、もし興味があればやってみて欲しいと思う。
辛い状況から救われる。
これも、ウェルビーイング!
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