以前にも紹介したが、富山県は「ウェルビーイング」を成長戦略の柱として知事主導のもと取り組んでいる。
まだ全国的には知られていないかも知れないが、これからの時代の最先端の取り組みになる気がする。
ウェルビーイングであるかどうか?を物事の判断の基準とし、政策を進めていくことはこれからの時代にとって重要だと思う。
人生100年時代というが、例えば自分が90歳や100歳になった時を想像して欲しい。お金はそんなに必要と思うだろうか?高級レストランで食事したり、高級車を乗り回したいと思うだろうか?
むしろ、良好な人間関係に囲まれて、心豊かにすごしていたいのではないだろうか。
であれば、こうしたウェルビーイングという価値観に主軸において人生の舵をきっていくほうが、よほど賢い生き方なんだろうと思う。
富山県民の方々が、どこまでこの施策に同意しているかしらないけれど、いい取り組みだと思う。

「これからは、収入や健康といった外形的な価値だけでなく、自己の実現、周囲の人間関係や地域社会とのつながりなども含めて、自分らしく生き生きと生きられること、主観的な幸福度を重視した「真の幸せ」(ウェルビーイング)を目指すことが経済成長の目的となり、手段ともなる時代です。このため、県民のウェルビーイングの向上を図ることにより、次世代の価値を産む人材が富山に育ち、また、県外から引き寄せられて富山県に集積することを戦略の核に据えることとしています。」
これも、ウェルビーイング!
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