女性の心をくじく言葉、レッドカード!

心を打つ名言があるように、心をくじく言葉もある。そんな無意識の思いこみ、特に、性別のステレオタイプによるものが多くある。

こうした言葉を意識化することで、無くしていこう。

女性らしさに関して

「あの子、黙ってればモテるのになー」 

「若くてきれいなんだからニコニコしてなよ」 

「女を捨ててる」
メイクやおしゃれや美容に興味がなかったりすごい大食いとか大酒飲みの女性が言われがちなやつ。いつもきれいで可愛くあることを意識して、食も細くてお酒もたしなむ程度じゃなきゃ女じゃないのか。

「男みたいな女だな」

「女子力」
ティッシュを持ち歩く人と性別は関係ないんだわ。

「女が大学行って勉強する必要ある? 女は結婚して専業主婦になるのが一番なんだからさ」
田舎の親戚から言われた。

「背が高い 頭がいい 酒の強い はっきりものを言う 女はモテないよ」
全部言われたことあるわ。モテたいなんて言ってないのに一方的に見下してくるの本当無理。そしてそれはモテる女じゃなくて男が支配しやすい女だよね??

「ちょっと太ったんちゃうか?」「食い過ぎちゃうか?」
会社の結構、上の人から。お返しに、「ちょっとハゲてきたんちゃいます?」「老けすぎちゃいます?」とか言っても許されるってことでいいですよね。

「女の敵は女」「女同士は陰湿」「女は感情的」
三大「そろそろ滅びよっか」な言葉。。。

「女性が多い職場って、もめ事が起きやすそう」
男性の多い職場なので女性に慣れてないと恐怖に感じるようです。もめ事の起きやすさに性別は関係ないですよ。

女性ならではの感性

「女の子でも分かる」
女の子が女性や女であったり、表現は様々だが。男性生殖器に関する身体感覚は確かに分からない。ただそれだけだ。

「女性も食べやすいサイズになりました!」 

「女性にうれしい」
グルメ番組などでヘルシーな料理を表現するやつ。健康を気にしてるのは女性だけ?

「女性ならではの感性」「女性ならではの細かい心配り」「女性らしいしなやかさ」

「女はすぐに泣くんだよな」
私は職場で泣いたことは一度もないが、男性だらけの管理職会議の場では、よく出る発言。

「女性はいくらでも嘘をつける」
ある国会議員が、暗に性被害当事者へ「その被害はなかったのではないか? 本当なのか?」と発言。

「男を立てろ」
女に立たせてもらわないと立てないのか笑。

「女は三歩下がって歩け」 

歴史的背景「女らしさ」

「女らしさ」を準備した背景の一つに、1871年(明治4年)に制定された戸籍法や1898年(明治31年)に交付・改編された旧民法があります。戸籍を編製するに当たり、明治政府は父親とのつながりを重視しました。また、旧民法で定められた家制度によって、妻は結婚すると夫の家に入り、その家の姓を名乗るなど、男性が権力を持つような社会構造がつくられたのです。それと同時に「良妻賢母教育」が進められ、女性の行動が制限され、「女らしさ」が押し付けられるようになったと考えられます

(参考:『女性差別はどう作られてきたか』集英社新書)。

時代は変わった。そろそろ変えていこう。

どこかのCM(笑) Be The Change 「いっしょに変わろう」

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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