お年頃

お年頃と言っても若者のことではなく、定年前後の人たちのこと。

先日ある食事会で、そういうお年頃の人たち何人かと話したことがあった。彼らの大半は「まだ大学生の子供の学費がある」「住宅ローンが残っている」「この歳で他に転職は難しい」等々の理由で、今の会社に留まっている。というか、他の選択肢を具体的に持っていない。

言い方は厳しいかも知れないが、まさに「座して死を待つ」のように見える。

親の介護があるにも関わらず、遠くへ異動させられたり、定年前なのにこれまでやったことのない業務をさせられたり、それでも会社にしがみつくしかないように見えてしまう。

もちろん仕方のないことは重々承知しているけれど、一番残念だなと思うことは「お年頃」を迎えることは元々分かっていることなので、であればせめて何か準備しておけば良いのにということ。

例えば、天気予報で台風が近づいてきているなら、雨戸を閉めたり防災グッズや食料を買ったりするのと同じように、お年頃が近づいているのが分かっているならばその準備はしておいたほうが良い。

お年頃の先には「死」がある。これもあらかじめ分かっていることなので、心の準備はしておいたほうが良い。

そうすれば、慌てることなく心やすらかに生きていけるのだと思う。

これも、ウェルビーイング!

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