Netflixで「浅草キッド」(監督:劇団ひとり)を観た。(メチャおススメ!!)
ビートたけしが浅草のストリップ劇場「フランス座」で芸人を目指していた頃の原点の話し。
師匠の深見千三郎と弟子のビートたけしとの愛溢れるいい映画だ。
たけしは師匠の深見を深く尊敬し、また多大な影響を受けている。そして深見もたけしのことを深く愛し見守る。二人の関係が素敵だった。
1980年代の漫才ブームに育った身としては、まさに時代をリアルに感じられる。いろんな見方があるだろうが、私が最も印象に残ったのは、たけしのセリフで「俺は、もう人生を2回も切ってきたから、やるしかないんだよ」(というような)言葉。
2回も切るとは、1回目は大学を中退して芸人を目指して浅草のストリップ劇場に住み込みで働くことを決めたこと。就職せずに将来のあてもなく、芸人になりたいと決断して飛び出したこと。
そして2回目は、漫才をやりたい気持ちを抑えきれず、師匠の深見の元を去る決断をしてフランス座を飛び出したこと。
いずれも、将来の先が見えない中で、退路を断って決断したことだ。
この手の話しは、振り返って成功したからあの時決断して良かった、という見方もあるかも知れないが、逆に決断しなければ成功しなかったともいえる。
いずれにしても、他人がとやかく口を出す話しではなく、自分がどうしたいのかを決断することは大事だし、あと、人生誰と出会うかによって、誰と縁ができるかによって、豊かな人生にもなれば、そうでない人生にもなるだろう。
まずは、やりたいことがあれば「決断」し、決断すれば必然と出会うべく人に出会うのだと信じたい。
決断と出会い。
これも、ウェルビーイング!
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