この言葉は輸入された言葉なので、良く聞くけれど何のこと?と思う人が多いと思う。
「心理的安全性」を確保しましょうとか言うと、心理的に安心して仕事ができるみたいな「安心」とごちゃまぜになって理解している人も多いのではないか。
社員個人が「安心」しているかどうかは、人それぞれの考え方や価値観やプライベートの状況などで個人ごとに大きく違うだろうし、会社は個人の安心までは何ともできない。
一方、心理的安全性はチームのパフォーマンスに影響する。我々はビジネスをやっているわけなので、ビジネス成果のために必要なこと。別に個々人の人権のためとかではない。

なので、概念を理解するというよりは、もっとかみ砕いて具体的な事例で理解を共有したほうが良い。
- このチームでは、ミスをしても責められることはない。
- チームメンバーは問題点や難しい課題を提起することができる。
- 人と違うことを受け入れる。
- リスクを冒しても安全。
- 他のメンバーに助けを求めやすい。
- 個々のスキルや才能が評価され、活かされる。
そう考えると、やはりリーダー・管理職は自身のチームパフォーマンスを上げるためにも、「心理的安全性」をしっかり確保できるようマネジメントする必要があると思う。
特に、ミスをした部下を責めるような上司であってはならない。責めるではなく気づきを与えて改善指導することが重要だ。これも、リーダー・管理職の人間力にかかってくる。
心理的安全性は何も会社だけの話しではない。家族の間でも同じこと。
そうした社会になれば良いと思う。
これも、ウェルビーイング!
コメント