これついやりがちな行為なので注意しよう。
人は相手から答えをもらうのではなく、自ら自分で答えを出すという「経験」を通じて成長するし強くなれる。なので親とか上司がアドバイスをすると、自分で答えを出すという「経験」を奪ってしまうからだ。
例えばこんな会話
A「お腹空いたけど、どうしようかな、、、食べたら太るし、でも食べなかったら気になって眠れないかもしれないし」
B「そんなに悩むくらいなら、食べちゃえば、明日その分運動でもすればいいよ」
よくありそうな会話だが、BはAの主体性を侵害している。Aが自分自身で悩んだ末に決断を下すという「経験」を先取りして奪ってしまっている。
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(アドバイスの弊害)
・自分自身で考えずに、アドバイスをする人(上司)に依存しがちになる
・依存性は強くなるので、アドバイスをする人(上司)は時間がなくなるし、相手も成長しない
まるで子離れできていない親のようだ。
自分よりも弱い状態にある人、困っている状態の人に、ついつい簡単で即効性がある解決策を提示しがちだが、これが結果的に相手のパワーを奪い、依存という状態に誘導する可能性があることを肝に銘じなければならない。
アドバイスしそうになったら、グッと我慢して「で、君はどうしたいの?」と質問してはどうだろう。
人は自分で答えを導き出せる力があることを信じ、安易にアドバイスをしないこと。
これも、ウェルビーイング!
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