言い方ひとつで、相手を怒らせてしまったり、言わないことで自分がストレスを抱え込んでしまったり。そういうことは良くあるのではないか。
怒るでも、我慢するでもなく、相手の主張を受け入れながら自分の意見を主張するコミュニケーションが大事。
そのポイントは相手を尊重しながらも、自分の伝えたいことはきちんと伝えること。
例えば、あるアメリカの教授は仕事の依頼を断わる時も、「とても大切な仕事だけど、こういう理由でどうしてもできない。皆さんは優秀だから、私がいなくても成功すると確信しているよ」と言う。一見褒められたようで気分が良いけれど、よく考えたら断っている。
また、クレーマーへの対応でも、「申し訳ありません。こちらが当社のポリシーですが、ご覧いただけましたでしょうか?」と言っても「読むわけがないだろう」と相手を逆撫でする可能性があるけれど、「私たちはお客さまのためにこうしたいと思っていました。それが伝わらないやり方となってしまい、申し訳ありません」など、相手への尊重をベースにしていれば、言いたいことは伝えられます。
これは、意識して訓練すればできるようになる。
こうしたコミュニケーションでストレスなく、お互い気持ちの良い関係を築きたいもの。
これも、ウェルビーイング!
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