心に幸せや安心感をもたらすものは、自分一人だけで築けるものではなく、家族とか地域とか友人とかの人間関係が大事だと思う。
心の安全基地とは、その人間関係の例え。
ストレス溢れる外での仕事や学校で心が傷ついたとしても、外の世界から帰ってきた時、安心の拠り所となる安全基地があるだけで人は幸せを感じられるもの。
ハーバード大学の心理学者であるロバート・ウォールディンガー氏も、様々な分野における最先端の人々が集まる世界的な講演会TEDで、「私たちを健康や幸福にしてくれるのは富、名声、仕事ではなく愛情ある人間関係に尽きる」という研究成果を発表している。

80歳になった時に、何かあった時に本当に頼れる存在がいると感じている人は脳の記憶がはっきりしており、50代で最も幸せな人間関係にいた人は、80才になっても一番健康で幸せに過ごしているのだそうだ。
人間関係は一朝一夕で築けるものではない。これを見失うと、本当に人生取り返しがつかない。
もう両親はいなくなったが、遠く離れていても親がいるというだけで、何か心の安全基地になっていた気がする。
今日は自分がはじめて親になった日。今度は自分が心の安全基地になってあげればいい。
これも、ウェルビーイング!
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