お寺の掲示板に書いてあったこと。そーだよなと思う。人との比較で苦しみは生まれる。
(引用抜粋)
「孤独感」「劣等感」「疎外感」は、いずれも自分の心が作り出した“妄想”。それらの妄想に振り回され、自分自身のことを不幸だと感じる人は世の中に大勢いる。

この三つの“妄想”は同じく「自分と自分以外の他者との比較」から主に発生するもの。この「比較」の思考が、心に強く染みついている人ほどこれらの“妄想”が大きくなり、自分自身を不幸だと感じてしまう。
仏教には「慢」という煩悩があり、これは「他者と比較して思い上がること」を主に指します。また、「慢」には「他者と比べて、自分を卑下しながら自慢する」という「卑下慢」というようなものもあります。これらはすべて「他者との相対的な比較」の中で生まれる煩悩ですが、このような煩悩と私たちはどう向き合っていくべきなのか。
そのヒントは、お釈迦さまが生まれた直後に発せられた「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」という言葉にあるのではないかと思います。非常に有名な言葉なので、ご存じの方も多いことでしょう。
これは、「世の中でただ私だけが尊い」という思い上がった言葉として解釈されることが多いようですが、決してそうではありません。他者と比較することから離れて、「自分と自分以外の者のいのちはすべて尊い」ということを意味した言葉です。つまり、私たち一人一人はただ生きているだけでそのまま尊い存在なのです。
(引用終わり)
比較しないこと。そのままで尊いこと。
これも、ウェルビーイング!
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