アカデミー賞でのウィル・スミスの暴行が話題になっている。
ロシアとウクライナで戦争をしている。
どちらも、「やられたらやり返す」の理屈だ。
①やられたら悔しい、腹が立つ ➡ だからやり返してスッキリしたい。(分からんでもない)
②やり返されたほうは、また腹が立つ ➡ やり返してスッキリしたい。(ん-分からんでもない)
③ ①②が永遠に繰り返される。。(無意味だ)
本当にこれでいいんだろうか?恨みの連鎖は恐ろしい。
仏教ではこう言っている。
「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。」
「やられてら、怒る」はそもそも当然だろうか?
ウィル・スミスの心情は理解できないでもないが、やり方は間違っている。ただ、こうしたことは日常生活でもよくある話しだ。
戦争に備えて軍備を増強する。核兵器を持つ。などなど兵器の準備は万端だ。
では、心の戦争に備えて、自分の心を日ごろから整えて訓練しているだろうか?仏教を勉強することでも、本を読むことでも何でもいい。
平時より、自分の心を守る「心の自衛隊」を配備しても良いのではないだろうか。
これも、ウェルビーイング!
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