Amazon創業者のジェフペゾスが会社を辞めて起業するかどうか迷った時に、こう考えたそう。
「自分自身が80歳になったときを想像して、そこから振り返った時に、やらなかったことを後悔するかどうか」と考えたそうです。
ちょうどその頃、彼はウォールストリートでの安定的なキャリアを歩んでいて、それを捨ててインターネットの世界に飛び込むかどうか迷っていた。
それが、冒頭の考え方「後悔最小化のためのフレームワーク 」というものです。
アマゾン創業のアイデアを得たベゾスは当時在籍していたファンドの上司に相談したところ、48時間で落ち着いて考えて、最終的な決断を考えてみなよと言われ、人生レベルの決断を考えられるようなフレームワークを模索した。そこで見つかったのが上記の「後悔最小化フレームワーク」だったという。
80歳になって自分の人生を振り返ったときに、後悔するなと唯一感じたのが、今自分が大きな可能性があると感じているインターネットというものにトライしなかったら?と想像した場合だった。
自分の人生を俯瞰してみることで、日常囲まれている短期的なdistraction(例えば、今辞めてしまったら今年のボーナスはもらえなくなってしまう、など)から自分を遠ざけ、長期的目線で考えられるようになる、と。
で、もし自分だったらどうかと考えてみた。
確かに、ペゾスの考え方はよく理解できる。チャレンジしなかったことの後悔は避けたい。
「あの時、勇気を出してやっとけばよかった」と後悔することはしたくない。
でも、リアルに80歳になったときの自分を想像してみた。イメージとしては、ソファにゆったり座って、これまでの自分の人生を振り返ってる自分はどう思うだろうか?と。
その時、直感的に浮かんだのは、仕事のことではなく、「あー、家族と仲良く生きてこれて幸せだったな」とか「友人に恵まれて楽しかったな」とか「あの人が幸せになることに、少しでも自分がお役に立てて良かった」と感じることが、とても幸せと思うんだろーな。
後悔最小化。
これも、ウェルビーイング!
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