「99%無理」恐れぬ15歳

これはサッカーの三浦知良の記事。確かにと思う。

(引用抜粋)
「99%、無理だよ」静岡学園を中退してブラジルでプロになると宣言した15歳の僕に、サッカー部の監督はそう言った。いま振り返れば、至極まっとうな大人の意見だと思う。ただ、何しろ当時の僕はうまくいかないなんて考えもしないし、リスクという発想もない。1%あるんだろ、という無鉄砲な熱意しかなかったのだから。ブラジルに来てみて、監督の言葉は正しかったかも、という現実に気づく。自分が属したのは16歳までで構成されるチーム。その上に17歳のジュベニール、さらに18歳から20歳までのジュニオールとカテゴリーがあった。寮の6人部屋では5人がジュベニールの先輩。体つき、技術、スピード、すべて自分とはレベルが違う。彼らでさえプロになれるかは分からない。一段上、またその上にあるプロはとてつもなく先にかすむ世界だった。あの心境を挫折感というのかな。この春、ポルトガルにきた巡り合わせで、あのときに同部屋だった先輩らとも話す機会ができた。現役を続ける僕を「俺たちにとってお前は誇りだ」と言ってくれた。「1%」から始まったことを思い返せば、信じられないし、これほど光栄な励ましもない。ある意味で、大人になるということはつまらないね。「しっかりした人間」という足かせを自分にはめ、なくてもいい常識やつまらないことにとらわれがちになって。物事を分かってきた今の僕は、15歳の三浦青年に「むちゃするなよ」と言いかねないんだろうな。20代の頃は眠るのも惜しかった。何も恐れずに「俺はできる」と突っ走れた自分が懐かしくもある。許される範囲内で、あの常軌を逸したエネルギーを取り戻してみたいとも思う。オリベイレンセでの挑戦も残り1試合。5試合でベンチ入りして2試合に出場したけれども、充実感はない。ただ、結果がどう転ぶにせよ、そこへ立ち向かうエネルギーは残っている。生活が豊かになって余裕ができれば、心にもぜい肉がつく。だけど僕の心は相変わらず聞き分けがよくないみたいだ。「99%無理」だとみなされようが、望むものに挑み、手にしてみたい。とらわれずに生きていきたい。あの15歳のころのようにね。

(引用終わり)

一度しかない人生。チャレンジしたほうが楽しいに決まってると思う。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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