脳科学者の中野信子さんは、こう分析していた。やはり、得意分野を伸ばしたほうがいい。
中野さんは、今まで出会った世界の「頭のいい人」たちについて、その人となりや心がけ、行動、習慣などを紹介している。
例えば著者の先輩研究者であるSさんは、「空気を読まない」ことで成果を出しているそう。Sさんの最大の特徴は、「自分の得意なものを把握して、苦手なことはやらない」「周囲に自分を合わせるのではなく、周囲が自分に合わせるようにする」こと。苦手な分野を克服するよりも、自分の得意なところをさらに高めるための努力に時間を割いているのだといいます。
「空気を読まないなんて!」ではなく、自分の苦手な部分を他の人にお願いすると、相手は「頼りにされた」と感じ、喜んで引き受けてくれることが多いもの。
そうすると、相手が喜び、自分の成果を最大化できる。実は「空気を読まない」ことは、相手にとっても自分にとっても良い戦略になりえる。
苦手なことは人に任せて、得意なことを追求しよう!
これも、ウェルビーイング!
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