最近の大学生はこんな感じらしい。
先生に「お願いだから、皆の前で私を褒めないでください」と切に思っているそうだ。こうしたメンタリティを理解することも大事ではないか。
これは、金沢大学の金間先生が言っていること。
(最近の大学生の傾向、新入社員も)
・周りと仲良くでき、協調性がある
・一見、さわやかで若者らしさがある
・言われたことはやるけど、それ以上のことはやらない
・人の意見はよく聞くけど、自分の意見は言わない
・悪い報告はギリギリまでしない
・質問しない
・授業や会議では気配を消し、集団と化す
・浮くのが怖い
・ルールには従う
・一番嫌いな役割はリーダー
・自己肯定感が低い
・競争が嫌い
現在の大学生の多くは、自己肯定感が低く、いわゆる能力の面において基本的に自分はダメだと思っている。
その心理状態のまま人前でほめられることは、ダメな自分に対する大きなプレッシャーにつながる。
そして、ほめられた直後に、それを聞いた他人の中の自分像が変化したり、自分という存在の印象が強くなったりするのを、ものすごく怖がるのだ。
若者との意思疎通不全は、笑い話で済まなくなる結果を生むことが多々ある。
「今の若いやつはわからん」とさじを投げても問題は解決しない。
すべての大人たちにとって、「若者の深層心理を理解する」こと。自分と異なる価値観を理解すること。
これも。ウェルビーイング!
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