エリートほど自己中

エリートという言葉を使ったが、昔から思うことは地位の高い人間や権力者ほど堕落する傾向が高いということ。

それは、その人がもともと自己中で傍若無人であったわけではないと思うけど、地位や権力の甘い誘惑が人を溺れさせ、全能感を持たせて堕落させるのかも知れない。

地位や権利を持ったら、人一倍に気をつけないといけない。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とはよく言ったものだ。

(検証)

心理学によると、仕事の地位が高く、財産があり、教育されている人、つまりエリートほど、相手を傷つけたり、非倫理的な行動を行うという、ショッキングな結果が出ている。

カリフォルニア大学の研究グループは、社会的地位が高くなると、高級な車に乗ることに着目した。車のランクを5つに分け、車のランクごとにどれくらい交通違反をするかをカリフォルニアで調べた。

ユニークな調査

#発見1 交差点で、ドライバーが自分の番を待たずに、割り込むかどうかを調べた。全体で12%のドライバーが割り込んだが、一番高いランクの車に乗っていたドライバーの30%が割り込んでいた。

#発見2 横断歩道で歩行者が待っているときに、ドライバーが車を止めるかを調べた。全体で35%のドライバーが止まらなかったが、一番高いランクの車に乗っていたドライバーの45%が止まらなかった。高級車に乗っている人ほど行儀が悪い

このほかにも5つの調査を行って、社会的ステータスが高い人ほど、リソースも自由もあるため、自分中心的な行動をとりやすいことが分かった。

人間だから、誰だって、自己中心的な側面はある。でも、エリートがとりわけその傾向が強く、非倫理的な行動をとりやすいという。

高い社会的なステータスを得たとすると、戦争を起こすという極端なケースでないにせよ、非倫理的な行動をとる可能性はだれでも高まるということ。

可能性が高まるだけなので、エリートになっても、実際、そういう非倫理的ならない人もたくさんいます。

なぜそういうことができるのか。自分の中の自己中心バイアスをちゃんとメタ認知して、巧みに対処すること。

傍若無人の振る舞いはかっこ悪いし、ダサい。

かっこよく生きていきたいもの。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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