作家の五木寛之さんの言葉。
以前ブログで、山登り的な人生観と川下り的な人生観ということを書いた。五木さんも同じような考え方を持っているようだ。幸福の形も様々。年齢も様々。考え方も様々。いろんな捉え方があっていいし、人それぞれ。これからますます高齢化の世の中。こうした考え方も大事。
イケイケどんどん、もいいが、ゆっくりと幸せを噛みしめるのもいい。
(五木さん)
100歳人生。未知の領域への不安も迫っている。私は「下山」についてずっと考えてきた。山を登るときは後ろを振り返る余裕もなく、ひたすら山頂を目指す。下山の道のりは思索と回想の時だ。周囲をゆっくりと眺めながら。登山には成長の喜びがあり、下山には成熟の喜びがある。私自身も80歳くらいから行動範囲が狭まったが、身近なことに幸福を見いだせるようになった。下山のプロセスをマイナスに捉えるのは間違っている。
これも、ウェルビーイング!
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