「アリとキリギリス」の話しは誰しも知ってるだろう。
暑い夏の間、せっせと働いているアリと歌ばっかりうたっている,つまり遊びほうけているキリギリス。やがて冬がやってきて、夏の間にしっかり働いて十分な貯えがあるアリは平穏に冬を過ごすが、何も準備をしなかったキリギリスは冬の寒さの中で苦しむという話。
いくつかバリエーションがあって、助けを求めたキリギリスをアリが優しく受け入れて、キリギリスが反省し、その後は改心して夏もしっかりと働くようになるという結末と、アリが冷たくキリギリスを突き放し、キリギリスは死んでしまうという結末。
子供のころに教わった教訓としては、遊んでばかりいないで将来に備えて準備することが大切だよ。というものだが、果たして本当にそうだろうか??
私はどちらがいいとか悪いとかを言いたいわけではない。
アリもキリギリスも、自分で選んだ人生なのだから、働こうが遊ぼうがどちらでもいいと思う。
「アリとキリギリス」の教訓は、①自分で選んだ道を後悔しないこと ②他人と比較しないこと、だと思う。
夏の間、キリギリスは働いてばかりいるアリを小馬鹿にした→アリはアリ。自分は自分でいい。
冬になってキリギリスは反省した(後悔した)→反省なんかしなくていい。やり切ったと思えばいい。
そう考えると、アリとキリギリスでどっちが好きかと言うと、「わりとキリギリス」が好きだ。
好きに生きていけばいい。
これも、ウェルビーイング!
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