大丈夫 心配するな 何とかなる

これは、一休さんの言葉。

一休さんは「この先どうしようもなくなって大変困ったときにこの手紙を開けなさい」という遺言を残し、亡くなられたそうだ。

それから数年後、お寺が大変大きな危機を迎えた。その時、一人の僧侶が一休さんの遺した手紙のことを思い出し、封を開けてみたところ、3つの言葉が書かれてあった。

 大丈夫。心配するな。何とかなる。

 あまりに単純なメッセージだったため、僧侶たちはおそらく拍子抜けしただろうが、それでも、この言葉を読んだあと危機的状況を無事に乗り切ることができたそう。

今も昔も、回りを見渡せば、常に不安や心配事はあるものだ。

今は世界中が新型コロナウイルスの感染拡大による危機的状況が続いており、これが果たしていつまで続くのか、コロナ以前の平常の生活にいつ戻れるのか、それは誰にも分からない。

コロナに限らず、先が全く見えない危機的状況に長く身を置くと、人は誰しも不安に陥り、物事を深刻に捉えるようになりがちだ。そして、事態を深刻に受け止めれば受け止めるほど、周囲が見えなくなってしまい、うろたえてしまいがち。

このブログにも書いたが、注目すればするほど「火に油を注ぐように」心配事は大きくなってしまう。

「過去と他人は変えられない」

自分にコントロールできない事や未来の事などは、考えたくなるが、考えても仕方のないこと。であるならば、いま目の前の自分にできることに集中して生きるしかない。

おそらく一休さんは、危機の渦中にある僧侶たちに対して、そんなことを伝えたかったのだろう。

「大丈夫。心配するな。何とかなる。」この3語を心の中で何度か反芻してみると、肩がすっと軽くなったような気がする。

あわてない、あわてない、一休み、一休み。。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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