「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

おなじみ、NHK番組「チコちゃんに叱られる!」のお決まりフレーズ。

昔は、定年後というと、人生の余生みたいなイメージで、旅行にでかけたり盆栽?やったり、のんびり過ごす感じがあった気がするが、実際はどうか?

定年後の自由時間は、現役時代の働いた時間の8割もあるよ。

時間軸で考えると、もはや「余生」ではない。
65歳男性の平均余命は約20年。その間で、食事や睡眠、家事、介護などに要する時間を除いた自由時間は6・8万時間ある。23歳から65歳までの総実労働時間は8・6万時間だから、現役時に働いた時間の8割に相当する自由時間を定年後に過ごすことになる

中島敦の「山月記」の一節ではないが、「定年後は何事をも為さぬには余りに長い」のだ。

つまり、「ボーっと生きる」には、余りにも長い時間だ。

じゃぁ、何するの?

人それぞれ、人生いろいろ。様々な考え方があるけれど、大きくは「仕事」「趣味」「ボランティア」だろうか。

「仕事」に関しては、会社勤めで定年延長の制度が広がっているが、せいぜい65歳くらいまでの期間限定だし、しょせん他人任せというか会社の指示に従って生活することになる。経済的にどうしてもという理由なら仕方ないかもしれない。

ただ、もし自分でやりたい「仕事」があれば、会社の延長線上ではなくて、自分で好きなことをやったほうが余程いい。

多くのサラリーマンは、なんとなーく60歳を迎えて、「さぁどーしよ?」という人が多いんじゃないかな。厳しい言い方をすれば、ぼーっと生きてきたつけを、そこで払うことになる。

だからこそ、今から準備することが大切。

「趣味」に関しては、やってて楽しいことが趣味なんだから、ずっと継続したほうがいい。ただ私だったら、趣味を通じて仲間を増やしたいと思う。音楽が好き。バンドが好き。ランニングが好き。冷水シャワーが好き。ボートが好き。新しいガジェットが好き。仏教が好き。ウェルビーイングの仲間が好き。料理も楽しい。たくさんやりたいことはある。

「ボランティア」に関しては、正直よくわからない。今は。

可能性を広げる作戦!「もう一人の自分」を作る

自分の本名に行動が縛られる、ということがあるらしい。

ペンネームとかで、自分以外のもう一人の自分を作り出して、これまでの「自分」という固定概念を壊して、少しずつやってみたかったこと、これまで我慢して心の底に押さえ込んできたことをやってみると可能性が広がるかも。

冒頭の通り、定年後の人生は長い。

「山月記」の有名な一節には、こんな続きがある。
「人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己のすべてだったのだ」
チコちゃんに叱られないためにも、後悔しないためにも、まず行動だ

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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