大坂にある宮田運輸のドキュメンタリー「愛でいけるやん」を観た。
以前、この会社では、社員が交通事故を引き起こし、相手方の43歳男性が死亡するという痛ましい出来事があった。
宮田運送4代目の宮田社長は、遺族にお見舞いに行ったときに、被害者男性の父親からこう言われたそうだ。
「残念な事故が起きてしまったが、(亡くなった)息子には小学校3年生の子供がいることだけは忘れんといてくれ」と。
そこから、この宮田社長のドキュメンタリーが始まる。
トラックにこどもの絵をラッピング
トラックを運転する長距離ドライバーの仕事は、肉体的にも精神的にも過酷だ。
安全運転で仕事をして、無事に家族のもとへ帰りたい。もう二度と交通事故は起こしたくない。
そんな気持ちを込めて、こどもが書いた絵をトラックにラッピングする取り組みを始めた。運転するドライバーだけでなく、そのトラックを見る他のドライバーも優しい気持ちになり、事故は減少し、離職率も減ったとのこと。
こんなトラックが前を走ってたら、「お父ちゃん、頑張れ!」ってなるよね。
「人の良心を信じる」と、宮田社長は語る。だから「愛でいけるやん」という言葉が出てきたんだと思う。
こどもの絵ってすごい!
これも、ウェルビーイング!
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