ローソンの竹増社長が目指すリーダーは三菱商事の小林健会長だそう。そして、こんなエピソードを紹介している。
小林会長が社長だった当時、私は秘書をしていました。
小林会長の行く先々に付いていき、トップの振る舞いを誰よりも近くで見ました。夜は若い社員と居酒屋で食事をしたかと思えば、別の日は中東の宮殿で国家元首と意見交換しています。
飾らないままその場にスッと入り、堂々と自分の言葉で話す姿が印象的でした。私は粗相があってはいけないとドキドキしていたのですが、どんな立場の人と会っても全くスタンスが変わらないんです。
小林会長があまりに動じないので、国王と会った帰りの車中で、なぜ緊張しないのかを尋ねたことがあります。
ポツリと一言おっしゃったのは『まあ、同じ人間だからね』。
妙に納得したのを覚えています。同じ人間だもんねと思えば、何の気負いもなくなります。そんな出発点から感謝やリスペクトが生まれていくのではないでしょうか
人と会う時に、妙に神経質になったり、どう接すればいいのだろう?と考えすぎたりすることはあると思う。
でも、どんな立場の人でも、どんな国の人でも、「同じ人間だもんね」と思えば、きっと自分と同じように悩んだり、喜んだりするものだと思えるし、そう思えばもっと気楽に人と接することができるんじゃないかな。
この言葉は結構気に入っているし、人と会う時は意識している。
これも、ウェルビーイング!
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