それは、聴いてもらうことで、過去のトラウマや浮かばれなかった執念から解き放たれ成仏するから。
この考え方は目から鱗だった。相手はアドバイスを求めているのではなく、ただ聴いて欲しいのだ。
ちゃんと「聴いてもらう」ことで、その人の心の底で未消化だったものが成仏され解放され、その人自身が変化するのだ。
だから、聴く側の上司や先輩や教師や相談を受ける側が注意しなければならないことは、相手が言っている最中に耐え切れなくなって相手の話しを遮断して意見やアドバイスを行ってしまうこと。これよくありがちだから注意。つまりアドバイスに見える「遮断」はしてはいけない。
ある意味で、聴くことは相手の「魂鎮め」という行為。なので、何も口を挟まず、相手の言うことを黙って聴くことで相手の魂が癒されていくことを見守るという積極的な行為だと思う。
これは、お客さんに対する営業マンも同じで、お客さんのことをしっかり聴くことで、お客さん自身の心の中に変化が生まれる。
しっかり聴いてあげよう。
これも、ウェルビーイング!
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