これは、人によっていろんな考え方があるかも知れない。
人材派遣会社のパソナの南部会長の採用基準は、「性格がいいか悪いか・仕事ができるかできないか」の4択とのこと。
私も人を採用するときは、できるだけ性格の良い人を優先している。
理由は、性格や人柄は子どもの頃から先天的に培われてきたもので、今から変えることはできない。つまり氷山の土台のようなもの。
一方、仕事ができるかできないかは、ある程度の一定水準であれば、教育すれば後天的に伸ばすことができる要素。つまり氷山の一角。
では、その大事な要素である「性格」が良いとか悪いとかをどう見分けるか?
私が思っていることの一つは、非日常の場面でその人がどう振舞うかである。
普段、何もない穏やかな時には礼儀正しく穏やかなひとでも、例えば車の運転中に割り込まれた時や、電車の中で足を踏まれた時や、レストランでウェイトレスに水をこぼされた時など、とっさの時に人の「本性」が表れる。
人はストレスがかかった時に本性が表れる。これが、その人の素の性格なんだと思う。
なので、1回の面接で性格を見極めることは難しいものの、性格に注目することが良い人材を採用するポイントであることは間違いないと思う。
こうした目を持って、良い人間と一緒に仕事をしたいもの。
これも、ウェルビーイング!
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