何かをして失敗すると、その時は「あーしなければよかった、こーしなければよかった」と後悔するものだが、時間が経てば笑い話にもなる。
しかし、何かをやらなかったことは、「あの時やればよかった」「やっていただ今頃どうなっていただろう?」といつまでも悔やむのではないか。
ましてや、死の間際にそんなことを思うと、もう取り返しがつかない。
私の母は「正月家族みんなでハワイで過ごしたいね」「楽器を習いたかった」と亡くなる前に言ってた。ハワイなんていずれ行けるだろうしと思ってたが、病気になって結局行けなかった。
失敗すると、その時には痛みを感じるが、痛みはいつか忘れられるもの。
しかし、「やらなかった」後悔はその痛みよりも何倍も強烈なマイナス感情を生むのではないか。
痛かろうが何だろうが、どうせ死んでしまう宿命であれば、後悔はしないほうが良い。
後悔しそうなことを、ノートにリストアップしておいて、出来るうちにチャレンジしたほうが、多少痛みはあってもはるかに充実した生き方ができるのではないか。
これも、ウェルビーイング!
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