何事も中庸が大事。
先日、あまりにもお腹が減って、どうしても天丼が食べたくなった。滅多に食べないのだが、無性に食べたくなって、前から気になっていた天ぷら屋に行って上天丼を食べた。
揚げたての天ぷらが丼からはみ出し、甘辛の天つゆが程よくかかり、食欲をそそる匂いも相まって、瓶ビールと一緒に感動して食べた。コレ↓
かなりのボリュームがあり、食べてる最中は美味しかったが、食べ終わってしばらく経つと、お腹が苦しく、しんどかった。まぁこの手の経験は誰しもあるだろう。
だから、腹八分目とは良く言ったものだ。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と似た言葉。
彩ずる仏の鼻を欠く
念を入れ過ぎてしまい、かえって大切な部分を壊してしまうことの例え。彩ずるは「さいずる」と読み、彩色を施して飾るという意味。仏像を作り上げるために、もっと良くしようと細部まで手を加えているうちに、なければならない鼻を欠いて台無しにしてしまうことから、やり過ぎず程々にするのが良いことを表している。
分別過ぐれば愚に返る/分別過ぎれば愚に返る
「分別(ふんべつ)」は、理性的な判断、物事の善悪・損得をよく考えること。また「愚」は愚かなこと、ばかげたことを言う。よく考えることも度が過ぎると、判断を誤ってしまう。つまり、考え過ぎてしまうと迷いが生じ、つまらぬ結果に落ち着いてしまったり、愚策に陥り失敗したりするという意味。
及ばざるは過(すぎ)たるよりまされり
徳川家康の遺訓として知られる『東照公御遺訓(とうしょうこうごいくん)』の結びの一文。「不足しているほうがやり過ぎてしまうよりも良い」と謙虚さを表しており、過ぎたるは猶及ばざるが如しを踏まえた処世訓と言われている。英語では、「less is more(少ないほうが良い)」
あと、好きな言葉に「吾唯足知(われ、ただ足るを知る)」もそうだ。「少欲知足」もそう。
スマートにいこう。
これも、ウェルビーイング!
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