昨年と今年はいろいろある中でオリンピック、パラリンピックが開催された。
選手は4年に一度のオリンピックで金メダルを目指して必死に頑張ってきたに違いない。それはそれで立派なことで、尊いこと。オリンピックに出場する選手にとって、最上のメダルは金メダルだから。間違いなくアスリートのトップだ。
ところが、金メダルを獲った選手よりも、銀メダルを獲った選手のほうが実はその後の人生で「成功しやすい」「高収入を得ていた」という研究結果が出ているそうだ。
なぜ?
それは、金メダルを獲得すると、それに縛られた人生になりがちなので、自分の人生はこれからどうなるんだろう?とか、新しいことにチャレンジしずらくなるのかも知れない。
人間の脳は飽きやすいので、常に何か面白いことやワクワクすることに興味が湧くもの。
だから、銀メダリストは「さぁ、次は何しようかな?」と新たな第一歩を踏み出しやすいんだと思う。
だって、マラソン中継ではいつも高橋尚子とか野口みずきとか、柔道は山下だし。よく考えたら20代そこそこのチャレンジにずっと引きずられているので、本人がそれで良ければそれでいいんだけど。
でも、銀メダリストは「違う分野で頑張ろう」と一つ区切りがつけやすいと思う。自分の人生はずっとマラソン選手でも柔道家でもないはず。
だから、銀メダルは言いかえると自分のセカンドキャリアを考えるいい機会かも知れない。だってせいぜい20代後半の若者だから。
ここで言いたいことは、人生の早い時期で絶頂期を迎える人は、その後苦労するんだろうな?ということ。
だから、人生は後半が大事。マラソンも最初に飛び出して失速するより、最後に一番でゴールしたほうがきっと気持ちいいはず。
人生、焦らず、腐らず。
これも、ウェルビーイング!
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