この言葉は聞いたことあると思う。
「可愛い子には旅をさせよ」は「子供が可愛いならば、世の中の辛さを経験させよ」という意味のことわざ。
また、「若い時の苦労は買ってでもせよ」とは、若い頃の苦労は自分を鍛え、必ず成長に繋がる。 苦労を経験せず楽に立ちまわれば、将来自分のためにはならないという意味。
こうした言葉は、年長者が若者に幸せな人生を送って欲しいという願いから、言いがちだけど、当の若者はそんなことわかるはずもない。
私の母も良く言ってた。「その年にならんと、分らんわさ」と。
でも、若い人に伝えたいことは、自分だけは苦労しない人生はあり得ないし、苦労したからこそ学ぶことは多いということ。だったら、諸先輩方が散々苦労してつまづいて得た経験を謙虚に聞いておくことは、あたかもテストの前に模範解答を知っているようなものじゃないかな。
だから、頭の片隅にでも入れておいて欲しいと思う。
いま、戦争をしているけれど、歴史に学べば結末も自ずと分かるもの。
それでも戦争をしてしまう悲しい人間の性。
どうしたら、人間の叡智は積み重なって蓄積していくのだろう?
先人達が必死で学んだ知恵を引き継いでいきたいもの。
これも、ウェルビーイング!
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