孤独に悩む人が増えている

コロナで在宅ワークが増え、飲み会する機会もなく、ますます孤独を感じている人が増えているはずだ。

特に、仕事以外でのつながりで、集まったり話したりする機会はぐっと減ってしまった。私の場合は定期的に楽しんでいたバンド仲間との集まりや、大好きなライブハウスへ行く機会や、ボート部の仲間との飲み会や、ランニング機会も減ってしまった。

その一方で、ウェルビーイング大学での交流が増え、これまで知らなかった勉強を始めたり、ユニークな方々との交流は増えてきた。

ただ、以前のようにたわいもない馬鹿話しをする機会は減って寂しく思っている。

世の中、そんな感じかなと思ってたら、ユニークな取り組みを見つけた。

このサービスは、慶應義塾大学の学生である大空幸星さんが立ち上げ、24時間365日匿名のチャット相談を行っており、連日連夜、応じきれないほどのチャット相談が押し寄せているそうだ。

『人とコミュニケーションを取りたい』『つながりたい』という人は本当に多い。でも、『その話を聞いてあげよう』という人の数はまったく追いつかない」と大空さんは言っている。

人は誰もが「コミュニケーション欲求」を持った生き物。「孤独でいいんだ」という人たちでさえ、そうしたコメントを書き込んでは、その意見が誰かの目に触れることを求めているのだろう。

「誰かに私の話を聞いてほしい」。その欲求を持ちながら、満たされない人であふれかえっている。

「産業僧」

仏教界の若手ホープ、松本紹圭さんが始めたサービス「産業僧」

「仏教的視点」と「AI」を掛け合わせて、職場のメンタルヘルスを改善していくという斬新な取り組みで、社員の声にじっくり耳を傾けると同時に、AIを使って感情を読み取り、メンタルヘルスとの相関関係を読み解いている。

分析結果によれば、「思っていることを口にして言えるかどうかは、心の健康に大いに影響がある」らしい。思いを吐き出し、コミュニケーション欲求を満たす場を持つことが、メンタルヘルスを維持するうえでは非常に重要とのこと。

しかし、リモート環境で、なかなか雑談も会話もできない中で、人の持つこの根源的な「コミュニケーション欲求」はますます、満たされなくなっている。

ネット上での膨大なコメント、投稿を見てもわかるように、「しゃべりたい人」「意見を言いたい人」は山ほどいる一方で、「じっくりその話に耳を貸してくれる人」は少ない、というアンバランスな状態が続いている。

話したい気持ちをグッと我慢して、相手の話しを少し聞いてみよう。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

yasuをフォローする
    Well Being
    シェアする
    yasuをフォローする

    コメント