「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を以前聞いたことがある。
人は20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、何と1日後には74%忘れてしまうというもの。だから、復習が大事らしいんだけど。
よく、相手に伝えたから、とか、言っといたから、と言うけれど、何か記憶に定着する努力をしないと、実は1日経ったらほとんど忘れてしまうもの。あー恐ろしい。。

では、どうしたら記憶が定着するのだろう。
こんな実験がある。
生徒を2つのグループに分け、Aグループの学生たちには「このあと試験をします」とだけ言い、Bグループには「試験後にその内容を別の人に教えてもらいます」と伝え、短文を読ませます。
その後、しばらく別なことをしてもらい、試験をしました。すると、あとで誰かに教えなくてはいけないと言われたBグループのほうが高い点数をとったのです。
つまり、あらかじめアウトプットすることを前提にしたほうが、記憶の定着は深まるのです。
さまざまな脳科学研究を集約すると、最初のインプットから、7~10日以内に3~4回アウトプットすることが最も効果的な記憶法だということが明らかになっています。
アウトプットすることが大事。
自分にとって役立つ情報や、心に留めておきたいことがあったら、人に話したり、書いたりすることで自分の血となり肉となるのだと思う。
このブログを書いている理由もそうだ。
これも、ウェルビーイング!
コメント